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新宿野戦病院で描く新型コロナの反省点が強烈すぎ!クドカンが切り込むコロナ禍の闇

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フジテレビのドラマ「新宿野戦病院」では10話より新しくルミナウイルスによるパンデミックを描いており、コロナ禍と比較した描写が話題となっています。

 

 

今回は私が特に感じた「新宿野戦病院」のコロナ禍の反省ポイントを振り返りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点

 

 

10話からルミナウイルスによるまごころ病院の奮闘ぶりを描いていきますが、脚本の宮藤官九郎氏が伝えたかったのは「コロナ禍の反省」だと感じました。

 

 

 

 

 

特に私が「スゴイ!」と感じ共感した7点をまとめたいと思います。

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点 ①歌舞伎町ウイルスと差別される

 

 

日本人でルミナウイルスに感染した第一号が歌舞伎町のホストだったということから世界で「歌舞伎町ウイルス」と非難されます。

 

 

これは新型コロナウイルスが中国の「武漢ウイルス」と揶揄されて、差別をされていたのを描いていると思いました。

 

 

最初コロナの報道がされた時、「中国人がばらまいた」といった風潮があったのではないでしょうか。

 

 

私も少なからずあったかも、と今回の描写を見て感じてしまいました。

 

 

もしかしたら次回は日本が責められる立場になるかもしれないと思うとぞっとします。

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点 ②感染者との家族面会の制限

 

 

日本で最初に感染が確認されたホスト凌介が厳戒態勢で入院し、上京した母親が面会したいと言ったものの、感染対策のためガラス越しでも会えないと言った時には苦しくなりました。

 

 

感染対策のためとはいえ、終末期の家族ですら面会ができないという病院の厳戒態勢は当時も違和感がありました。

 

 

どうしても息子に会いたいという母親の想いを聞いたヨーコがスマホでベットの上にいる凌介とオンラインとはいえ、対面することができ、ヨーコの機転の良さを改めて感じました。

 

 

しかし、凌介は高熱が下がらずそのまま亡くなるという悲しい最期となります…。

 

 

 

「感染対策」を名目に勝手に火葬されて、次に母親があったのは骨の姿というのも残酷ですが、実際にあったことです。

 

 

果たしてそこまで徹底するべきだったのか私も疑問を感じていたことです。

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点 ③給付金だけもらっていた病院を指摘

 

コロナでも病院への給付金の支援があり、悪用しているという問題がしてされていました。

 

 

ルミナウイルスの流行の中、今回も病院への補助金制度が始まり、聖まごころ病院でも対応することになりました。

 

 

そこで経理担当のシラキが「コロナの時も助成金だけもらって受け入れなかった病院あるみたいですよ。」とさらっと発言します。

 

 

不正を行った病院へのチクリとした牽制で、さすがなセリフだなと思いました。

 

 

必死に対応してくれた病院がいる中、お金だけもらって患者を受け入れることをしないという悪徳な病院があるなんて本当に信じられません。

 

 

給付金詐欺を行った病院には厳しい制裁を与えてほしいと切に願います。(てかお金返せよ)

 

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点 ④検査して「コロナでよかった」という皮肉

 

 

横山先生の娘さんが発熱し、PCR検査をしたところ、「コロナでした」とさらっと報告されていました。

 

 

同僚の田島先生は「コロナでよかった」とついうっかりポロっと言ってしまい焦りますが、

 

 

横山先生も「今は軽いからね」と返します。

 

 

果たして「コロナでよかった」のか?流行していない今は「軽い」のか?と疑問になりますが、

 

 

新型コロナの時にもそこまで重症化していなかった方も重病にかかったように隔離をされていたのもおかしいです。

 

 

5日間発熱が続き、エクモを使わないと死に至るという今回のルミナウイルスであってもコロナの方が恐ろしいウイルスのようでした。

 

 

コロナ後遺症という症状もあるようですが、今出ている症状を冷静に見極めて対処していくべきだということを改めて考えさせられました。

 

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点 ⑤感染しても誰も悪くない

 

 

父親が感染してしまい、抗原検査で自分はルミナウイルスの抗体があることがわかり、「自分が父親に感染させてしまった」という責任を感じてしまった亨。

 

 

ルミナ病棟を担当しており自分が同居している父にうつしてしまい、病院にも迷惑かけたと「ごめんなさい」と医師たちに謝罪する亨に対して

 

 

ヨーコは「誰も悪くない!謝るな!」と強く喝を入れます。

 

 

人もウイルスも必死で生きているんじゃ、と伝えます。

 

 

コロナでも感染した人やその原因であると言われた人を差別したり責めたりする風潮があり、感染者の多い東京からの移動を制限する動きもありました。

 

 

あれは日本人の嫌なところが見えて本当に嫌でした…。

 

 

感染したのを誰かのせいにして責め立てるのは無意味ですし、あまりに残酷です。

 

 

誰しもかかる可能性はあるし、誰も責められない。

 

 

脚本家の宮藤官九郎氏もコロナ初期に感染したと報道されました。

 

 

もしかしたら「なんで感染してしまったのか」と自分を責める気持ちや仕事への影響などで心無い言葉を投げつけられる経験もあったのかもしれません。

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点 ⑥屋外ではマスクが不要じゃ、自分で考えろ!

 

 

私が最も強烈なメッセージとして感じたのはヨーコが屋上でマスクを取り、他の医師にも「ここは屋外で空気も流れてる。明らかにマスクは不要!」と叫んだシーンでした。

 

 

日本では他国よりマスク信仰が深く、あらゆる学校や施設、店舗などでマスク着用が義務のようになっていました。

 

 

それは屋内だけではなく、真夏の屋外でも同様で、私もさすがにどうかと思っていました。

 

 

そしてマスクの着用について自由になった今でも屋外でもマスクをしている人が多くいることに強い違和感を感じていました。

 

 

ヨーコは「それくらい自分で判断せえ!緊急事態だからといって自分の頭で考えることまで放棄するな!」とさらに強く憤ります。

 

 

その言葉は何も考えずに「マスクをしていればいい」と考える日本人への強い皮肉だと感じました。

 

 

 

 

新宿野戦病院で描くコロナ禍の反省点 ⑦薬ではなく自分の体の免疫力を信じる

 

 

亨の父啓三がルミナウイルスに感染し、苦しんでいる中、薬を求める恵三に対して亨はこう声を掛けました。

 

 

「今熱が上がっているのは父ちゃんの体がウイルスと闘っている証拠なんだ。解熱剤で下げてもウイルスに勝てない。」

 

 

高熱が出ると解熱剤で熱を下げる、というのが常識になっているようにも思いますが、

 

 

実は高熱をむやみに下げるのはむしろ良くないと言われています。

 

 

あくまでも一時的に熱や痛みを抑える薬であり、熱や痛みの原因を根本的に治すものではありません。

引用:【医師監修】解熱剤の効果が出ない?種類や使い方を解説!

 

 

いろんなドラマでも高熱が出るとむやみに病院にや薬を飲む、という描写があるのが気になっていましたが、医療ドラマ(一応?)で解熱剤についてバッサリはっきり言ったのは意外でした。

 

 

さらに恵三は熱が下がらず、エクモもなかなか調達してもらえず、苦しい状況が続きます。

 

 

そんな恵三に対してここぞとばかりにまごころのメンバーが「奢ってもらったことがない!!」など悪口を言い、怒りの力で免疫力を上げようとしました。

 

 

しかし、怒りは限度があるため、ヨーコは「笑え!」と大声で笑い始めます。

 

 

恵三バーカ!と言いながらみんなで笑う様子は冷静に考えると恐ろしかったですが、以前5話でシゲさんを助けようとしたヨーコが言っていた「笑うと免疫力が上がる」というそのものでした。

 

 

笑うと免疫力が上がる、というのは実は医学的にも立証されており、笑うことでがん細胞やウイルスをやっつけると言われるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化すると言われています。

 

引用:サワイ健康推進課

 

 

 

ルミナと対抗するには薬やワクチンなどももちろん有効かもしれませんが、実は私たちの体内にある免疫力を最大限生かせることが重要だということも感じました。

 

 

 

その後、恵三さんはエクモの空きが見つかり、別の病院への搬送が決まり、一同ほっとしたことで10話は終了します。

 

 

 

新宿野戦病院をみて考えておきたいパンデミックとの向き合い方

 

新しい感染症ルミナが流行したニュースを見ながら、院長と弟の啓三はこう会話をしていました。

 

 

院長「今度は正しく怖がらないとな」

 

啓三「俺たちはコロナも乗り越えたんだから大丈夫だ。」

 

 

 

新宿野戦病院で描かれるルミナのパンデミックを描くことで、コロナ禍を経て次のパンデミックがきても「正しく怖がる」ことができるのか、私たちに問いかけられているのだと思います。

 

 

正直なところ、コロナ禍で「これ絶対おかしいだろ」と思うことは山ほどありました。

 

 

(例:マスクの強要、幼稚園児にもマスクを強要、急ごしらえのワクチンの強い圧力、無症状なのに休養、濃厚接触者って何など)

 

 

アメリカ人のヨーコがズバズバと「これはおかしい!」とばっさり言ってくれるところは爽快感がありました。

 

 

行動が制限され、みんなの心がすさんでしまったコロナ禍のような事態はもう二度と味わいたくありませんが、次のパンデミックが起きないとはわかりません。

 

 

次のパンデミックで適切に対処できるよう、このドラマは強烈なメッセージを伝えてくれています。

 

 

次回はついに最終回ですが、パンデミックは無事に終焉し、歌舞伎町に活気は戻ってくるのか見守りたいと思います。