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海のはじまりは血縁の呪いのホラー?脚本の生方氏が伝えたかったテーマを考察

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毎週SNSを中心に話題になっている目黒蓮さん主演の月9の「海のはじまり」は

 

 

目黒さん演じる月岡夏は大学時代の元カノ水季が実は自分の子どもを出産していたことがわかり、

 

 

葛藤の末父親になる決意をする…というストーリーです。

 

 

 

今回はドラマ「海のはじまり」を見て感じた脚本家の生方氏が本当に伝えたかったことは何なのか私なりにじっくり考察をしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海のはじまりはイライラする?視聴者の評価や感想は

 

 

大ヒットドラマ「silent」の脚本家生方美久さんはじめ、同じチームが制作しており、登場人物の心情が丁寧に描かれている脚本や演出、俳優陣の熱演に絶賛の意見がありつつも、

 

 

「ストーリーがホラー」「自分勝手でイライラする」「重くて暗い」「月曜から見たくない」といった批判的な声も上がっているようです。

 

 

特に水季が亡くなる前に夏の家を海ちゃんに教えていたり、激重な手紙を夏や恋人へというタイトルで書いていたり、「勝手に産んだくせに水季の行動や気持ちが理解できない」という声も上がっています。

 

 

SnowManファンで目黒さんの演技が好きな私も「ちょっと重い…」と感じつつも視聴しています。

 

 

海のはじまりで一番気になったのは「血縁」という呪いのホラー

 

 

夏が大学時代に付き合っていた水季は妊娠したことを告げるも中絶同意書を書かせた後、夏の前から姿を消してしまいます。

 

 

その後数年が経ち、水季が亡くなったという知らせを受けて葬式に行ったことで自分の娘だという7歳の少女に出会います。

 

 

平凡だったはずの夏君の日常は突然の娘の登場に狂わされていく様子は正直かわいそうでした。

 

 

9話ではついに結婚を意識していたはずの恋人弥生さんに「海ちゃんのお母さんにはならない」「月岡君とは別れたい」とはっきり言われてしまいます。

 

 

海ちゃんの登場がなければ弥生さんと幸せな生活があったのかもしれないのに、あまりに残酷です。

 

 

水季としても自分がずっと健康であれば、夏に頼らずに自分ひとりで育てていくつもりだったのでしょうが、

 

 

予想外の病気と早すぎる死を考えると高齢の両親の他に頼れる大人をそばに置いておきたかったのでしょう。

 

 

同じ年の子どもを持つ母親としては本当にしんどすぎると思います。

 

 

しかし、特別編の「恋のおしまい」で水季は同僚の津野と「同僚以上」の関係でお互い好意を持っていたことが明かされます。

 

 

海ちゃんとも仲が良く、自宅で遊んだりする関係でもある津野君は水季にとって再婚するには最高の相手だったと思いますが、

 

 

「好きにならないように」と気持ちを自制し津野君と恋人関係に踏み出すことはありませんでした。

 

 

海ちゃんとのことを背負わせたくなかったのか、すでに水季が病気のことがわかっていたのかわかりませんが、再婚して津野君に頼るという選択肢もあったはずなのに、

 

 

水季が海を託したのは「海ちゃんと血縁のある本当の父親」である月岡夏でした。

 

 

9話で弥生さんが水季の手紙を読んだことが後押しとなり、結果的に買われることを決断します。

 

お互い別れがたい気持ちを抑えて涙するシーンは本当に切なかったです。

 

 

夏君は海ちゃんの出現により、想定外の育児を背負い、ずっと一緒にいたかったはずの弥生さんとも別れることになり、もう同情するしかありません…。

 

 

海のはじまりは親子の愛=血縁と捉えているのか?

 

 

 

今作で描きたかったテーマは「親子の愛」だとドラマのHPに掲載されています。

 

 

今作において1つの大きなテーマとなるのが“親子の愛”。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き、紡がれていく作品をこの夏お届けします。

引用:海のはじまりHP

 

 

ドラマでは「突然現れた自分の娘と血のつながりがあるというだけで本当の親子になれるのか」という夏の心の揺れ動きや葛藤が中心となっていますが、

 

 

逆に言うと「血のつながりがなければ親子にはなれないのか」という問いにもつながっています。

 

 

海ちゃんのことを心底かわいがっていて、本当の父親になる覚悟もあった津野君や

 

 

夏の恋人で中絶した過去を引きずりながら海ちゃんのお母さんになることも考えた弥生さんは海ちゃんの本当の親にはなれなかったのでしょうか。

 

 

結果的に津野君は水季とは仲のいい同僚以上の関係に踏み込むことは許されず、

 

 

弥生さんは母親になることを前向きに考えつつも自分の幸せを考えて夏君との別れを選んでしまいます。

 

 

一方で月岡家は母親と父親が再婚同士で、血のつながりを超えて仲のいい家族を築いています。

 

 

さらに夏の離婚した本当の父親とも海を連れて久しぶりに再会しますが(会わなくてもいいのに)、

 

 

ぶっきらぼうに対応しつつつも、彼なりに夏のことに対して愛情を持っていたことが明かされました。

 

 

いろんな家族や親子の形を描きつつも、

 

 

結局「親子=血縁が大事」というのがこのドラマの解答なの?と感じたのが夏が海ちゃんの父親になると強く決意した9話の視聴した感想でした。

 

 

 

 

 

 

海のはじまりの脚本家の生方氏が伝えたかった2つのテーマからホラーの真相を考察

 

 

 

海のはじまりのドラマのスタート前、脚本家の生方さんはWebのインタビューに答えており、ドラマで伝えたい明確なテーマについて下記の通りに述べていました。

 

 

明確に伝えたいことはふたつだけです。ひとつは、がん検診に行ってほしいということ。すべての人が受診できる・受診しやすい環境が整ってほしいです。もうひとつは、避妊具の避妊率は100%ではないということです。

 

引用:

GIGER〈特別取材〉目黒蓮・主演「海のはじまり」の脚本家・生方美久が今作で‟伝えたいこと”はふたつ

 

 

元々看護師、助産師だったという生方氏らしい2つのテーマですが、HPに掲載されていた「親子」とは直接的には結びつかないところに私は違和感を感じていました。

 

 

1つ目のがん検診については水季が子宮頸がんで亡くなったことが明かされたことで、おそらく育児と仕事でいっぱいいっぱいだった水季が健診を受ける機会がなく病気が進行してしまったことが予想されます。

 

 

2つ目の「避妊100%ではない」というのを伝えたいのであれば、現在カンテレで放送中の高校生の妊娠を描いた「あの子の子ども」の方がストレートです。

 

 

しかし、生方氏が伝えようとしたのは「夏と水季が性交渉との末に産まれた娘の海ちゃんの責任を取らせる」ということだったのではないでしょうか。

 

 

当時大学生でしかも真面目で優しい夏が避妊をしないということは考えられず、それゆえに水季の妊娠の報告は驚いたことだと思います。

 

 

「避妊具の避妊は100%ではない」=避妊をしていても妊娠する可能性はあるということです。

 

 

それだけの覚悟を持ってセックスしろよ!というメッセージにも私は感じました。

 

 

 

結果的には流されやすい夏が海ちゃんを拒否することはせず、父親になることを受け入れます。

 

 

また、「あの子のこども」でも彼氏の宝が福の妊娠に対していろんな選択肢を自分で考えて一緒に向き合おうとします。

 

 

今期のドラマで描かれている「妊娠させた側の男性」は世間の男性陣よりも真摯に「妊娠」ということに向き合っていると感じますが、

 

 

(夏は大学時代に水季に言われるままに中絶同意書に一度サインしたけど)

 

 

 

同じ立場になった男性陣(しかも若い時)が果たして「セックスした責任」をしっかり取れるのかはだはだ疑問です。

 

 

だからこそ、津野君や弥生が親になるのではだめで夏を「性交渉=血縁」という呪いともいえる強固なつながりでしばりつけたのかと私は想像しています。

 

 

もしかしたら数年後、元カノが「あなたの子どもです。育てて下さい。」と言ってくるかもよ!

 

 

という究極のホラーを生方氏は描いているのかもしれません…。

 

 

 

 

 

 

海のはじまりの月岡夏は一人でシングルファーザーをやれるのか?

 

 

9話で夏くんは弥生さんと別れてついに海ちゃんの父親になることを本気で決意します。

 

 

 

 

 

そこで朱音さんに提案したのは「ふたりで住みたいと思ってます」ということでした。

 

 

海ちゃんと同い年の子どもを育てている身としては「本当に大丈夫??」と心配しかありません。

 

 

お前夏休み1週間くらい一緒に住んだからって「僕にもパパできるもん」と思っていたら大間違いです夏くん。

 

 

朝ごはん食べさせて、帰ってきたら宿題やらせて丸付けして音読きいて、夜ご飯作ってお風呂入れさせて寝かせて片付けして明日の準備させて、連絡帳チェックして学校からの書類書いてとかぜんぶやるんだぞ…。

 

 

夏休みとかの長期休みはどうするのかわかってるの、学童ちゃんと入れるの?

 

 

・・・と「小学生の育児」ということをわかっているのか気になって仕方ありません!

 

 

おそらく10話以降でそのような現実問題と闘うことになるのでしょうが、私は2人だけで住むのには反対です。

 

 

せっかく南雲家の一軒家ですでに海ちゃんも慣れており、部屋も空いているようなので夏君がそこに住む一択です。

 

 

朱音さんに気を使いまくって嫌かもしれませんが、働きながら子育てするならそれが最善です。

 

 

 

おそらく仕事は辞めることになるでしょうが、「営業向いてないかも」と悩んでいたようなので南雲家の近くで定時で帰れる仕事を探してください。

 

 

 

パッとしなくも営業経験ありで目黒蓮のビジュアルなら何かしら仕事はあるでしょう。

 

 

(そもそも、夏君がうだつがあがらないのは社会人になっても大学時代のアパートから引っ越していないからだと思います…。)

 

 

 

そして私が夏と海ちゃんの2人暮らしに何より反対するのは朱音さんからまた海ちゃんを取り上げないでほしい、ということです。

 

 

不妊治療の末に出産した大事な一人娘を自分より先に20代という若さで亡くした朱音さんの気持ちを考えると引き裂かれるような思いです。

 

 

しかし、なんとか生きていられるのは娘が残してくれた海ちゃんを育てなければという気合ということに他なりません。

 

 

朱音さん自身も自分の今後を考えると、本当の父親がいるのは安心でしょうが、それでも「自分も子育てに関わりたい」と思っているのではないでしょうか。

 

 

夏君も父親になったからと言って1人で抱え込まず、どうか南雲家と協力しながら子育てをしてほしいと切に願います。

 

 

 

 

まとめ:海のはじまりは生方氏が性交渉=血縁の呪いで縛り付けるホラーと考察!今後の夏君の決断に注目

 

 

目黒蓮さん主演の月9ドラマ「海のはじまり」は突然現れた元カノの女の子を育てることになった月岡夏を中心に親子の絆を描くドラマです。

 

 

生方氏がドラマで伝えたかったテーマは

・がん検診に行ってほしい

・避妊は100%ではない

の2つだと語っています。

 

おそらく避妊していたのに妊娠してしまったという結果を一人で育ててきた水季だけではなく、

 

 

知らずに生活していた夏にも背負わせる「性交渉をした責任」を描きたかったのではと私は考察しました。

 

 

 

ドラマは全12話と発表されており、いつもよりも長い話数で構成されている分、夏君がいろんな葛藤や問題を乗り越えて父親として成長をする過程も描くと思われます。

 

 

夏くんがちゃんと父親をやっていけるのか、津野君は?弥生さんは?…など気になることはたくさんあるので、最終回までしっかりと見届けたいと思います。

 

 

それにしてもいつもはキラキラアイドルでFENDI着こなしちゃうスーパーアイドル目黒蓮が、海のはじまりではどうだつのあがらない青年演じきれるの、本当にすごいと思います…。

 

 

でも次回作では明るいドラマを演技力を発揮してほしいですね!

 

 

 

フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」のHPはこちら!