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映画「哀愁しんでれら」ネタバレありあらすじ!衝撃的な怖い結末がトラウマに… 私の感想と考察

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映画「哀愁しんでれら」は2021年に公開されたファミリーミステリー映画です。

 

シンデレラのようにお金持ちの夫を射止めた主人公ですが、徐々に不幸になっていく…というショッキングな作品で話題となりました。

 

今回は哀愁しんでれらのネタバレありあらすじと私の感想レビュー、考察をまとめました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「哀愁しんでれら」主なキャストは?

 

 

福浦小春(児童相談所に勤務):土屋太鳳

泉澤大悟(大病院の医師):田中圭

泉澤ヒカリ(大悟の娘):COCO

福浦千夏(小春の妹):山田杏奈

福浦一郎(小春の祖父):ティーチャ

恵美(小春の友人):安藤輪子

志乃(小春の友人):金澤美穂

広夢(小春の彼氏):水石亜飛夢

青柳(小春の上司):中村靖日

亀岡(学校の教頭):正名僕蔵

横山渉(ヒカリのクラスメイト):阿久津慶人

小林来実(ヒカリのクラスメイト):野澤しおり

泉澤美智代(大悟の母):銀粉蝶

福浦正秋(小春の父):石橋凌

 

哀愁しんでれらのヒカリを演じた子役はCOCOさん!

 

 

哀愁しんでれらで印象的だったのは大悟の一人娘のヒカリを演じたCOCOさんです。

 

COCOさんは小学生からインスタグラマーとして活動されており、個性的なファッションを身にまとった映えな姿の写真がたくさん掲載されています。

 

 

 

 

www.instagram.com

 

 

卓越した演技力が素晴らしかったので子役として活躍されている方かと思いましたがびっくりしました。

 

インスタグラマーとしての活動と合わせて今後も演技の仕事も頑張ってほしいですね。

 

 

 

 

 

映画「哀愁しんでれら」ネタバレありあらすじ!幸福の絶頂から狂いだす結末…

 

 

※哀愁しんでれらのネタバレを含むためご注意ください!

 

 

女の子は誰でも漠然とした恐怖を抱えている。

私は幸せになれるのだろうか‥‥。

 

 

 

 

児童相談所で働く小春は虐待の疑いのある家庭を訪れていました。

 

 

小春は10歳の時に母親が家を出ていき、「行かないで」と泣いてすがりましたが、

「あなたのお母さんは辞めました」といって出て行ってしまったのです。

 

あんな親にはなりたくない。

 

そう思って小春は生きてきていました。

 

 

実家は父が家業の自転車屋さんを営んでいましたが、生活は楽ではありません。

 

妹は高校生で大学受験を目指しており、学費もかかります。

 

そんな時祖父がお風呂で倒れてしまい、急いで父の車で病院に向かいますが、父が交通事故を起こしてしまいます。

 

父はお酒を飲んでおり、飲酒運転をしてしまっていたのでした。

 

祖父は救急車で病院に運ばれた後、小春が自宅に帰ると家が火事に遭ってしまい呆然としてしまいます。

 

小春は彼氏の自宅で泊まらせてもらおうとしますが、なんと彼氏の広夢が職場の先輩とセックスしているところと鉢合わせしてしまいます。

 

意気消沈で歩いていると、踏切で泥酔して倒れている男性大悟を見かけ、小春は彼を助けます。

 

 

 

 

小春は職場でも訪問した家庭の母親から腕を強くつかまれて怪我をしたと言われてしまっていたのでした。

 

 

自転車屋がダメになってしまった父は再就職先を探します。

 

糖尿病である父は「インシュリンってたった1mmを打つだけで低血糖になって死ぬんだって。」と言います。

 

 

妹の千夏は大学受験はあきらめて働くと言い出します。

 

 

 

小春は友人の恵美と志乃に会い、彼氏の広夢に浮気をされたことを話します。

 

志乃は「人生が楽になる裏ワザ教えてあげようか。いい夢、希望を全部捨てるの。」と小春に話しますが、小春は「つまんなそう」と答えます。

 

小春は先日会って名刺を渡された男性大悟が開業医で院長であると2人に話をすると「早く連絡しなよ!」と言われます。

 

 

ある日、小春は大悟と会い、一緒にショッピングに行き青いドレスと金色の靴を買ってもらいます。

 

「僕が生きているのは小春さんのおかげですから。」と大悟は感謝をしていました。

 

大悟は「妻は亡くなりました、交通事故で。」と話しました。

 

 

小春は大悟と一緒に馬刺しのお店に行く約束をしていると言われ一緒にどう?と誘われます。

 

そして大悟は娘のヒカリを小春に紹介したのでした。

 

小春に会ったヒカリはすでに治ったのに眼帯をしていました。

 

 

眼帯にキラキラした目を書いてもらったヒカリは嬉しそうに笑い、仲良くなります。

 

 

小春は大悟に母親が出て行ったことを告げ「いつか幸せになりたいな。ほど遠いな~」とつぶやくと、大悟は「何でも相談して。力になるよ。」と声を掛けます。

 

大悟は父に納棺師の仕事を紹介してもらい、さらに祖父に大病院の個室を紹介してもらったのでした。

 

転院した病院先は大悟の先輩の病院で亡くなった奥さんが「最低だった」と聞いてしまいます。

 

さらに大悟は小春の実家に行き、妹の千夏に勉強を教えることに。

 

ヒカリは小春にこっそり渉君が好き、と伝えます。

 

 

 

父はさらに大悟に「小春をもらってくれないか」と打診。

 

ヒカリは「小春ちゃんがママなら超賛成!」と喜びます。

 

 

小春の彼氏だった広夢は「ごめん!」と頭を下げて謝ってきますが、小春はそれを無視します。

 

 

大悟は小春のものを一緒に買い物に行き、大悟は小春に海辺でプロポーズをしますが、小春は戸惑っていました。

 

 

ヒカリの誕生日、小春はヒカリに手作りのペンケースを渡すと大喜びのヒカリ。

 

そして小春は「私でいい?」とプロポーズの返事をすると、大慌てで市役所で婚姻届けを提出します。

 

 

3人は幸せいっぱいな家族で過ごしていました。

 

 

 

小春は大悟に点滴をしたいと要望し、自宅でやってもらいます。

 

「26年間やってこなかったから夢だった。」という小春に「これからはどんな夢でも俺が叶える」と言います。

 

 

小春は大悟に妻のことを聞くと、妻が当時浮気相手の大学生と一緒にいたことを伝えたのでした。

 

「僕はヒカリのためだったらなんでもできる。世界を敵にすることも。命を差し出すことも。それこそが真の愛だと思うんだよね。

 

でもマイカには真の親としての覚悟がなかった。」

 

 

「私のお母さんも最低だった。お母さん行かないでって言ったら、あなたのお母さんやめましたって。ひどくない?

 

一方的に母親を放棄。無責任ってきらい。いつか出くわしたら殴ろうと思ってる。

 

でももういい、私は、ちゃんとヒカリの母親になる。」

 

 

 

大悟と小春は施設に入居している大悟の母に会いに行きます。

 

「母親の愛情を知らずに育ったあなたが母親になれるの?

 

母親になることと母親であることは違うのよ。」と厳しく聞きます。

 

 

母の美智代はお手洗いから出た小春に、

 

「さっきはごめんなさいね。親って難しいの。いくら努力しても褒められない。それを伝えたかっただけ。うちの子をよろしく。」と言ったのでした。

 

 

小春と大悟は結婚式を挙げ、多くの人に祝福をされていました。

 

 

小春は専業主婦となりヒカリのお弁当を作り、ヒカリがおねしょをしても優しく対応します。

 

 

 

ヒカリは学校でお弁当の時間、好きな渉君が来美ちゃんと話しているのをみて嘘泣きをはじめます。

 

 

小春は友人の恵美と志乃と会い、出会って1か月でスピード結婚をしたことを驚かれます。

 

「私シンデレラの話怖いのよね。足のサイズしか知らない相手と幸せになれる?」

 

 

 

家ではヒカリは小春にご飯を食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり赤ちゃんのように接していました。

 

 

小春は大悟の部屋に入るとそこには家族の絵がありました。

 

「全部僕の宝物なんだ。」

 

そこにはかつてペットだったうさぎの剥製や30年間1年毎に自らの全裸を書いた絵がありました。

 

 

小春は結婚指輪をなくしたことに気付き、家の中を探し回ります。

 

 

ヒカリは小春があげたペンケースがないことに気付くと、「渉君に盗まれた」と言います。

 

小春はいじめではないかと心配し大悟に相談すると「学校に相談してくれないか」と言います。

 

 

小春と大悟は学校に出向き、担任と教頭にペンケースの件を相談していました。

 

「弱い立場の子のために力になってください。」と大悟は言います。

 

すると、怒鳴る保護者の声が聞こえてきました。

 

 

大悟は保健室の先生から新型インフルエンザの予防接種の件で話をされて席を外します。

 

さらに小春は担任から「お弁当を作ってもらえないって泣くんです。」と声を掛けられます。

 

その日もヒカリのお弁当はからっぽでした。

 

 

その日に渉くんと母親が謝罪に来ますが、「俺はやってない!」と何度も繰り返していました。

 

 

小春は大悟に点滴をしてもらっていました。

 

「おしまいだよね。あんな親」と大悟は渉のことを愚痴ります。

 

 

小春は「男子って好きな女の子にちょっかい出すでしょ?恋心って複雑だから。

 

ヒカリも渉君のこと好きなんだよ。」と大悟に話をしてしまいます。

 

その様子をヒカリはこっそり聞いていたのでした。。

 

さらに赤ちゃん返りがひどく、おねしょもしたと大悟に伝えます。

 

「味方でいてもらえる。そういう母親の愛情を確かめているんだよ。

 

大丈夫だよ、普通に母親をしていればいいよ。」という大悟。

 

 

 

小春と大悟、ヒカリが実家に来て、千夏が大悟に勉強を教えてもらったことで志望校をあげたと報告。

 

 

「おばけになっちゃえば、おばけは怖くないぞ。世の中みんな自分の居場所に麻痺するんだよ。」と納棺師になった父は言います。

 

 

ヒカリは食事も手を使って食べており、話を聞きません。

 

小春は父に赤ちゃん返りがひどいと相談しますが、「医者の大ちゃんだが大丈夫って言ってるんだから大丈夫。」と答えます。

 

「ヒカリのことが何もわからない。好きなものも嫌いなものも。もっと理解してあげないと。」

 

「親ってそういうものじゃないだろ。俺もお前のことよく知らない。でも俺はお前の父親だ。」

 

 

小春は大悟の母にファーストフードを差し入れします。

 

「私ね、大悟に嫌われているの。高級老人ホーム。私そんなのいらないのに。体裁よく捨てられたのよ。

 

仕方ないの。私が悪いことをした。大悟は、小学校の時にいじめられていてね、何度も転校したわ。

 

でもどこに行ってもいじめられて。ある日母さんは何もしてくれないって泣け叫んでね。

 

そのあまりのしつこさについ、手が出たの。

 

あの子の左耳はほとんど聞こえなくなった。

 

あなたはちゃんと、愛される母親になってね。」

 

 

 

ある日、小春がトイレがつまり、業者を呼ぶとトイレの奥からヒカリのペンケースが出てきます。

 

 

 

ヒカリは来美ちゃんが教室の窓際で外を見ていることに気付きます。

 

渉君とお勉強するの、という来美に「私も一緒にいい?」と聞くヒカリ。

 

教室の中にはもう1人の生徒がいました。

 

 

窓際にいる来美ちゃんに近づくヒカリ。

 

 

その頃、小春はトイレから出てきたペンケースを海辺に投げ捨てます。

 

 

 

来美の訃報を聞き、赤い靴を履きたいというヒカリに対し、それをとがめる小春でしたが言うことを聞きません。

 

葬儀場では非常識だとなじられます。

 

 

来実のお焼香を終え、ニヤリとするヒカリ。

 

 

葬儀場にいる父にヒカリの赤い靴のことを指摘されますが、

 

「ヒカリがそれでいくって聞かなかったの。私だってわかってるよ。」と強く言ってしまいます。

 

 

 

その後一緒にファミレスに行ったヒカリはずっとタブレットでゲームをしていました。

 

「来実ちゃん、邪魔ばっかりする。だからゲームオーバーになっちゃったんだね。」

 

 

 

ヒカリが勝手に自分の化粧品を使ったことに憤る小春。

 

そして寝室で大悟に「ヒカリはいい子じゃないかもしれないよ。」と告げます。

 

「ヒカリが何か悪いことをした、みたいな言い方をするね。」

 

 

 

小春はある朝のお弁当のおにぎりに5円玉とマグネットを入れて渡します。

 

帰ってくるとお弁当は空っぽで小春が「お弁当美味しかった?」ときくと「美味しかったよ」と答えるヒカリ。

 

 

ある日恵美が風邪を引いた赤ちゃんを連れて家に来てみてもらいます。

 

「いい旦那さんだよね。文句ないでしょ。

 

私はもうダメかも。旦那が浮気しててさ。双子も生まれるのに私どうなっちゃうんだろう。」

 

その言葉に小春は「どうなっちゃうんだろうじゃなくてさ!子供の気持ちとか将来とか考えないの!自分勝手すぎるよ!

 

すぐ離婚って親として無責任でしょ!!」と強く言います。

 

「何で小春にそんなこと言われなくちゃいけないの」と恵美は出てしまいます。

 

 

 

小春銀色の靴を履いて寝ていると千夏から電話が来て「受験が怖い。大ちゃん偏差値がすべてだっていうから。偏差値65に満たない大学を受けるなら僕の時間を返してほしいって。

 

大ちゃんがもっと上、もっと上って。大ちゃんが怖い。」と話をします。

 

「知らないよ。」とそっけない返事をする小春。

 

「お姉ちゃんは大丈夫?」と千夏は小春を心配してしますが、浮かない対応をします。

 

 

 

小春は大悟の部屋で「ファミリー」とタイトルのスケッチブックを見つけます。

 

そこにはヒカリの幼少期からの絵が描かれており、母親の顔が黒塗りされていました。

 

突然現れたヒカリに驚いて小春は大悟の宝物のウサギの剥製を落としてしまい、壊してしまいます。

 

「落とした!どうするの??パパの宝物なのに!いーけないんだいけないんだ!パーパに言ってやろ!!!」とはしゃぐヒカリに対し、イラっとした小春は思わずビンタをしてしまいます。

 

ごめん、ととっさに謝る小春。

 

「お願いだから、パパには言わないで。」

 

「わかった。言わない。」と答えるヒカリ。

 

 

しかし、夕飯で焼肉を焼いていると、大悟は怒っていました。

 

「聞いたよ、耳が折れたのは100歩譲って許そうと思う。剥製だしね。

 

でもヒカリをなぐったのは事故じゃないだろう!!!

 

小春はさ、ヒカリのこと愛せてないのかな。まだ他人の子どもだと思ってるのかな。

 

自覚が足りない!!お前はヒカリの母親だろう。よくも殴ってくれたよな。大切な娘を。」

 

小春が目の前で焼かれている肉をひっくり返そうとすると、「娘よりも肉かよ!!」と激高する大悟。

 

「子供の将来はその母の努力によって決まる。知ってる?ナポレオンの言葉。

 

小春の努力が、向き合い方が、ヒカリの将来を決めるんだよ!!

 

母親失格。出て行ってください。」

 

 

出ていく小春をヒカリは抱き着いて「行かないで!ママ!」とせがみます。

 

小春はかつての自分を思い出し、涙を流します。

 

 

「ごめんね、ヒカリ…。」と言って小春はヒカリを置いて出ていきます。

 

 

 

小春は実家に帰りますが、祖父と父、千夏が仲睦まじいところに入ってはいけませんでした。

 

 

公園に行くと、公園ではかつて児童相談所でクレームを受けた親子がいました。

 

「お手本見せますよ」と言って勝手に子供のブランコを押す小春。

 

親子は帰ってしまう様子を見て「母親失格」と小春はつぶやきます。

 

 

 

小春は踏切が鳴る線路に入り、寝転んで今までのことを反芻していました。

 

 

そこに大悟が飛び込んで助けに来ます。

 

 

小春に指輪をはめて「帰ろう」と言います。

 

 

家に帰った小春は大悟の部屋でヒカリと共に絵のモデルとなります。

 

大悟は3人の家族の絵を描きますが、その目は青白いものでした。

 

 

ある日、ヒカリが足元が泥だらけで帰ってきます。

 

 

そして学校の授業中、大悟と小春は学校の校内放送で呼びかけます。

 

「娘ヒカリの靴が何者かに盗難されるという事件が起こりました。」

 

 

ヒカリの教室に2人で乗り込み、「自分が犯人ですという人は正直に手を挙げてください。」と大悟は言います。

 

教頭が慌てて止めますが、「犯罪が起きているんです」と子供たちの前で言う大悟。

 

職員室で話をすることになり、小春は「学校に犯人がいると考えるのが普通じゃないですか。」と担任と教頭に言います。

 

「いきなり校内放送というのは常識的に…。」という教頭に対し、

 

「常識?犯罪が起きてるのに歌を歌わせている方がよっぽど常識的とは思えませんよ。」と大悟は冷たく言います。

 

「子供だろうが犯罪は犯罪。ごまかしちゃいけません。」と小春も言います。

 

 

そこに渉君がやってきて、「来実ちゃんを突き落としたのはヒカリちゃんだよ!俺みたんだ!俺嘘つかないから!突き落とされて殺されたんだ!」と言います。

 

 

小春は「うちの子がやるわけないでしょ!!!」と大きな声で抵抗します。

 

 

小春は来実の葬式会場の回想を見ます。

 

そこでは参列者が小春を一斉に見ており、ヒカリは棺桶の上でゲームをしながら「いつも邪魔するの。だからゲームオーバーになっちゃったんだね」と言っていました。

 

 

帰りの車の中で大悟は言い放ちます。

 

「あいつら馬鹿だな。疲れるんだよ、バカの相手。」

 

「ヒカリに、確認しなくていいんだよね。」という小春。

 

 

帰宅後、ヒカリに聞きますが、ランドセルを放り投げて暴れます。

 

「ヒカリのこと信じてないんでしょ!!」

 

「そんなことないよ!」

 

「もう学校行かない!バカなやつだけ行けばいい!」

 

「そうだよ、パパもそう思ってたよ!でもね、社会の目ってやつがあってね。学校に行かないと社会からクズ扱いされちゃうんだよ!」

 

「ヒカリがクズ扱いされちゃうのママ嫌だな。」

 

「新しい友達作ろう!」と小春。

 

「腐っても友達、バカと遊ぶと楽しいぞ。」と大悟は言います。

 

 

「みんな嫌い!学校行きたくない!」といい、ヒカリはオルゴールを放り投げます。

 

「生まれてこなきゃよかった…。」

 

「そんなことない」と大悟。

 

「邪魔だって思ってるんでしょ!どうせ私なんて幸せになれない!」

 

「なんでそんなこと言うの!」という小春。

 

「じゃあ私を幸せにしてみせてよ!!なんにもしてくれないくせに!なんにもできないくせに!

 

ママなんていらない!パパなんていらない!」

 

 

大悟はヒカリに手を挙げようとしたところ、「大ちゃん!」と止められます。

 

「ヒカリはね、パパもママも大好きなのに…。」

 

 

大悟は趣味の部屋にあった宝物だった剥製や絵画道具、今までの自分の全裸の肖像画もすべて海辺で燃やしてしまいます。

 

「こんなの宝なんてよく言えたよ。ヒカリだけでいい。」

 

家族のスケッチブックを燃やそうとした大悟に小春は止め、「これからがあるんだから」と言います。

 

「あと何ができるかな。」

 

 

泉澤家の家には「人殺し」「ニセ家族」「しね」といったいたずら文字が書かれていました。

 

 

大悟は自ら点滴をし、呆然としています。

 

 

「大丈夫、ヒカリはいい子よ」と小春は大悟を抱きしめます。

 

「わかってる。だけどどうしたらいい…」

 

 

「神様は乗り越えられる試練しか与えないって」

 

「神様なんかどうでもいい」

 

その時、自宅の窓ガラスが割られます。

 

 

「大ちゃんとヒカリを幸せにするって誓ったのに、ダメだな、私…。

 

 

あと何が・・あと何ができるかな…。」

 

 

小春はほけんだよりで「新型インフルエンザの予防接種」の内容を見て何かを思いついて大悟に耳打ちします。

 

それを聞いて大悟は小春を抱きしめます。

 

 

 

大悟はヒカリの学校で学校医として新型インフルエンザの注射を子供たちに打ちます。

 

実は中身はインフルエンザの予防接種ではなく、インスリンにすり替えられていました。

 

 

ヒカリのクラスメイトが小春にヒカリ宛の手紙を渡します。

 

 

手紙には「ひかりちゃんは殺してないよ♪みんなわかってる♪」と書かれていました。

 

 

 

教室では小春が青いドレスを着てヒカリだけに授業をしていました。

 

「さすがだね、ヒカリ」と大悟は言います。

 

廊下には子供たちが倒れて亡くなっていました。

 

 

私は両手を広げても、お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように地べたを早く走れない

 

私が体をゆすってもきれいな音は出ないけど

鈴は私のようにたくさんの歌は知らないよ

 

小鳥と鈴と私

みんなちがって、みんないい

 

 

「私は私、パパはパパ、ママはママでいんだよ。」

 

「ありがとう」

 

「さすがだね、ヒカリ」

 

 

 

女の子は誰でも漠然とした恐怖を抱えている

私は幸せになれるのだろうか

 

 

 

 

 

映画「哀愁しんでれら」はショッキングな結末!なぜこんなラストになった?

 

哀愁しんでれらのラストシーンはヒカリの対応に苦慮した小春と大悟がインフルエンザの予防接種をインスリンとすり替えて殺してしまうというかなりショッキングな結末となりました。

 

廊下で大勢の子どもが倒れている中で、教室ではヒカリと小春、大悟で授業をしているというなかなかグロテスクな終わり方です。

 

学校でいじめられている→学校にもう行きたくないというヒカリに悩み、ヒカリのために何ができるのか考えた両親はヒカリを想うがあまり、他のクラスメイトを殺してしまえばいい、と考えたのでした。

 

 

ヒカリちゃんが好きだという「みんな違ってみんないい」という詩を朗読するのがさらにゾッとさせました。

 

 

 

 

 

映画「哀愁しんでれら」の考察!結局来実を殺した犯人はヒカリ?

 

「哀愁しんでれら」を見た私の考察をまとめました!

 

 

「哀愁しんでれら」を見た私の考察 ①ヒカリは本当に来実を殺していないのか?

 

ヒカリのクラスメイトの来実が亡くなるというショッキングな展開が中盤に起こりましたが、いかにもヒカリが邪魔に感じていた来実を殺したような演出がされていました。

 

私も初めて見た時にはヒカリが殺したのでは?と感じましたが、同じ教室にいた眼鏡の女の子が「ひかりちゃんは殺してないよ」という手紙を渡したことを考えると来実の死は事故だった可能性もあります。

 

しかし、メガネの女の子は本を読んでいるようにも見え、一部始終を見ていたのかは疑問も残ります。

 

真実は映画では明かされなかったものの、ヒカリが来実の葬式で非礼をしたり、悲しむ様子はなくニヤリとした笑顔を浮かべていたことを考えるとヒカリには黒い気持ちがあったことがうかがえます。

 

また、わざわざお弁当があるのに食べなかったり、ペンケースをトイレに流したりという行為はヒカリが確信犯であることは間違いなさそうです。

 

「パパに言わないで」と言っていた渉君が好きなこと、おねしょのことなどを小春が大悟に話しているのを恨んでいたとも思えますし、

 

同じくヒカリをなぐってしまったことを「言わないで」と小春が言ったのにヒカリがばらしてしまうというところも親子問題というよりは女性同士のいさかいのようでした。

 

 

「哀愁しんでれら」を見た私の考察 ②小春の点滴の意味とは?ラストの大事件への布石?

 

哀愁しんでれらで意味ありげに登場するのが小春が医師である大悟に自宅で点滴を打ってもらうシーンです。

 

小春は「点滴をやってもらうのが夢だった」と語っていますが、かなり異様な光景です。

 

小春は夢をかなえてくれた大悟に感謝をし、大悟も「これから小春の夢をかなえる」と幸せそうな2人。

 

点滴をしながら2人は抱き合うなど、違和感が感じられました。

 

小春が点滴をせずに26年間生きてこられたのは健康であった象徴でもありますが、

 

それが大悟と結婚して点滴をするようになったことで徐々に狂っていくというのも皮肉だと思いました。

 

ヒカリのために何ができるか2人で考え、最後の大事件を起こすことを思いついた時も大悟は点滴をしていました。

 

小春と同じ行動をして大悟自身も心を落ち着かせていたのでしょう。

 

注射で人を殺すという大それたことを思いついたのも、小春が日常的に点滴で注射をしていたからという布石としての表現だったのかもしれません。

 

 

「哀愁しんでれら」を見た私の考察 ③なぜモンスターペアレンツになったのか実話の事件から考える

 

ヒカリのためと思い、学校の校内放送をしたりとやりすぎな行動をしてしまった二人。

 

今で言う「モンスターペアレンツ」ですが、2人とも「こんな親にはなりたくない」と思っていたはずです。

 

運動会のやり直しを求めて小学校に乗り込んできたニュースを見て「こんな親にはなりたくない」とつぶやいた小春。

 

学校に訪問して怒号を浴びせる親の声をきいて「あれはモンスターペアレンツだな」と嫌そうに言う大悟。

 

学校に乗り込んだ時にもまさか自らをモンスターペアレンツになったとは思っていなかったのだと思います。

 

監督は今作のインスピレーションを劇中でもニュースとして描かれていた「我が子のために運動会のやり直しをしろ!」と恐喝した両親の事件から着想を得たそうです。

 

 参考ニュース

【法廷から】「運動会もう1回やれ!」 校長に包丁を突き付けたモンスターペアレント 息子への強い愛情が学校に向かってしまった理由とは…(1/3ページ) - 産経ニュース

 

実話の事件でも、今作の大悟と小春も「我が子かわいさのため」の行動であることは間違いないものの、それが間違った方向に行き過ぎてしまったことにより起こってしまったのでしょう。

 

大悟も小春も「ヒカリのことを信じるよ」と言い、我が子が間違っているとは思わずに学校に抗議をします。

 

我が子を信じるという行動は間違っていないものの、もう少し学校や同級生からの立場も考えて冷静に行動することができれば違ったのかもしれません。

 

 

しかし、どちらも「これをしたら我が子がどう思うのか」「社会的にどうなるのか」と客観視できずに突っ走ってしまったことがモンスターペアレンツに成り上がってしまった原因だと思います。

 

私も子供を持つ親として、彼らの行動について一部ではありますが、共感できるところもあり、複雑な思いで見ていました。

 

 

 

 

 

映画「哀愁しんでれら」を見た私の感想!良い母親という呪縛

 

 

映画「哀愁しんでれら」は前評判通りかなりの胸糞なストーリーではありますが、いい母親呪縛や親子の在り方についても突っ込んでいます。

 

私の感想についてまとめました!

 

「哀愁しんでれら」を見た私の感想 ①田中圭さんのクソ親っぷりが最低で最高

 

小春にとって医者でお金持ちで王子様だと思っていた大悟ですが、実は相当なクソだということが徐々にわかります。

 

ウサギの剥製や自分の裸体をデッサンするという趣味も気持ち悪いですが、なんといってもヒカリが殴られた時の豹変っぷりはなかなかに最低でした。

 

あんなに低姿勢で穏やかだった大悟が母親失格という強い言葉を残して罵るなんてマジでクソだなと思いました。

 

さらにヒカリの学校の対応に対して不満を感じた大悟は「バカばっかり」と馬鹿にし、クラスメイトについても「バカと遊ぶの楽しいぞ」という見下した発言をします。

 

極めつけは「学校に行かないとクズになる」発言…。

 

医者ということはそれなりに頭がよかったのでしょうが、それゆえに周りを卑下していたような態度をしていた子供だったのかなと思ってしまいました。

 

性格のゆがみがヒカリちゃんのねじ曲がった根性にもつながってしまったのだと思います。

 

ラストの学校シーンでも大悟は「ヒカリ、さすがだね」しか言わず、結局ヒカリが大事と言いながら中身は全く見ていないこともうかがえます。

 

田中圭さんはいろんな役柄を演じていますが、好青年の表情の裏に隠れたサイコパスを感じさせるのが本当に上手だなと感じました。

 

 

「哀愁しんでれら」を見た私の感想 ②狂っていく小春にぞっとする

 

 

大悟に母親失格となじられて一度は死のうとも考えた小春はもう一度泉澤家に戻り、親子関係を続けますが、そこから小春がどんどんおかしくなっていきます。

 

小春は大悟を妄信し、ヒカリのことを考えて学校に乗り込むなど常軌を逸した行動に出ます。

 

今までは学校や社会との調和やヒカリがずれていることを感じていた小春でしたが、この日を境に周りが見えなくなっていってしまったのでしょう。

 

家族の絵を描く様子など、「この世界には3人しかいないのでは」と思わせるような雰囲気がありました。

 

小春が「ここしか私には居場所がない」という間違った覚悟が芽生えてしまったのでしょう。

 

そして小春は大悟の癖である左耳に手をやるしぐさも徐々に似ていきます。

 

全く別人となったような土屋さんの表情が印象的で恐ろしくもありました。

 

 

「哀愁しんでれら」を見た私の感想 ③「いい母親信仰」が重すぎる

 

本作で終始描かれていたのは「いい母親であるべき」という根強い信仰のようなものでした。

 

特にヒカリが殴られたと聞いて激高する大悟がナポレオンの言葉を出して「子供の将来はその母の努力によって決まる」と表現したところにドン引きしました。

 

そこには父親はいないのかって…。

 

しかし、大悟自身母親がしてくれなかったことや殴られて左耳が聞こえないことのトラウマを今も抱えているのでしょう。

 

そして小春も自らを捨てた母親や仕事で出会った母親にのようにはなりたくない、と強い思いを感じながらも結局はヒカリの子育てに悩み、結果的に手を挙げてしまうことに…。

 

あんな親にはなりたくないと思っていたのに、同じような親の姿になっている…というのは私も経験があり、胸が少し痛くなりました。

 

しかし、小春の悩みについては友人の志乃が「幸せになれる裏ワザはいい母親であるべきを捨てればいい」とある意味の答えを言ってるんですよね。

 

でも小春はそこにはたどり着けず、結局は迷走してしまうところが非常に残念で仕方ありませんでした。

 

 

私自身もヒカリちゃんと同じ小学生2年生の子どもを持つ母親として非常に考えさせられる描写が多かったです。

 

 

 

 

 

まとめ:映画「哀愁しんでれら」はショッキングな結末の作品だが、母親の重い呪縛について考えさせられる

 

映画「哀愁しんでれら」は王子様のようなお金持ちの男性と出会った主人公が連れ子との子育てに悩み、常軌を逸した行動をしていく…というファミリーサスペンスです。

 

子どもの同級生たちを一斉に殺してしまうというショッキングな結末でした。

 

私が考えた考察と感想は下記の通りです。

 

 

①ヒカリは本当に来実を殺していないのか?

②小春の点滴の意味とは?ラストの大事件への布石?

③なぜモンスターペアレンツになったのか実話の事件から考える

 

 

田中圭さんのクソ親っぷりが最低で最高

②狂っていく小春にぞっとする

③「いい母親信仰」が重すぎる

 

 

暗いシーンや重苦しいラストで気軽には見られない作品ですが、興味がある方はチェックして見て下さい!

 

 

映画「哀愁しんでれら」はAmazonプライムビデオにて配信中!!