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劇場版TOKYO MERのネタバレあり感想!死者ゼロの結末で終われるのか?

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「劇場版TOKYO MER 走る救急救命室」は2023年に公開された映画です。

 

 

今回は「劇場版TOKYO MER 走る救急救命室」のあらすじのまとめ、ネタバレありの感想を書いていきたいと思います!

 



 

 

 

 

 

劇場版TOKYO MER 走る救急救命室はドラマの映画版

 

 

TOKYO MER 走る救急救命室は2021年7月~9月までTBSの日曜劇場で放送されていたドラマです。

 

その続編として2023年に公開されたのが劇場版TOKYO MER 走る救急救命でした。

 

TOKYO MERは東京都知事の管轄の下、車内で手術も可能なERカーを搭載し、事故や災害の場面に駆け付けて、救助にあたる特別チームで、毎回ギリギリな状態で人たちを救っていく姿が感動的でした。

 

目標は「死者を1人も出さないこと」ですが、ドラマ版では喜多見チーフの大切な妹涼香が事故に巻き込まれて亡くなるという悲しい過去がありました。

 

 

劇場版ではYOKOHAMA MERも登場し、さらに横浜のランドマークタワーの大規模な火災事件を舞台にMERメンバーの活躍を描きます。

 

 

 

 

 

劇場版TOKYO MER 走る救急救命室のキャストは?

 

 

劇場版TOKYO MER 走る救急救命室に出演された主なキャストをご紹介します。

 

 

ドラマTOKYO MERのメインキャストは続投!

 

 

ドラマからのTOKYO MERのキャストは続投しており、劇場版より研修医の潮見役としてジェシーさんが参加されています。

 

多見幸太:鈴木亮平

音羽尚:賀来賢人

弦巻比奈:中条あやみ

潮見知広:ジェシー

千住幹生:要潤

冬木治朗:小手伸也

徳丸元一:佐野勇斗

ホアン・ラン・ミン:フォンチー

蔵前夏梅:菜々緒

久我山秋晴:鶴見辰吾

白金眞理子:渡辺真起子

駒場卓:橋本さとし

高輪千晶:仲里依紗

赤塚梓:石田ゆり子

 

 

 

 

YOKOHAMA MERのキャストは?

 

新しく登場したTOKYO MERのチーフドクターは杏さんが演じています。

 

鴨居友:杏

元町馨:古川雄大

 

 

ビルの放火事件の犯人役は?

 

事件が起きたビルは清掃員として潜入した人物が起こしたものでした。

 

大事件を起こした犯人役は今野浩喜さんが演じていました。

 

 

劇場版TOKYO MER 走る救急救命室のあらすじ!ネタバレありで紹介

 

劇場版TOKYO MER 走る救急救命室のあらすじをネタバレありで紹介しますのでご注意ください!

 

 

喜多見は高輪先生と再婚 YOKOHAMA MERの誕生

 

 

TOKYO MERは喜多見チーフを筆頭に引き続き災害時の救助にチームで力を合わせて戦っています。

 

音羽先生が抜けた後に潮見という研修医が配属されます。

 

 

喜多見は相変わらず仕事に邁進しており、再婚した高輪先生が妊娠中にも関わらず実家に帰ってしまいます。

 

一方で横浜にも新たなYOKOHAMA MERが誕生することになりました。

 

 

横浜のチーフは鴨居で、音羽と大学時代の同級生で元恋人という関係だそうです。

 

 

TOKYO MERを統括する東京都の赤塚知事と厚生労働大臣の両国には確執があるようでした。

 

 

 

横浜のランドマークタワーで大規模な火災事件が発生

 

 

横浜のランドマークタワーで放火事件が起こり、大規模な火災が発生します。

 

TOKYO MERとYOKOHAMA MERが駆けつけて救助にあたりますが、最上部にいる人たちは避難経路が確保できないため避難に時間がかかりそうです。

 

最上部の人たちで避難している人たちの中には妊娠中の喜多見の妻の高輪先生とMERの看護師メンバーでもある蔵前さんもいました。

 

慌てて避難しようとする大勢の人たちが将棋倒しとなり、けが人も出てしまう中、高輪先生と蔵前さんが救助にあたります。

 

TOKYO MERの喜多見は最上部に救助に行くべきと言いますが、YOKOHAMA MERの鴨居は安全な場所で待つべき、という判断をします。

 

意見が対立しつつも、喜多見たちは70階の上層部に向かい、救助活動と非難の誘導を行うのでした。

 

火災の中の緊急オペ

 

救助活動をしつつも火の手は襲ってきており、かなり危険な状況は変わりません。

 

1人の患者さんが危険な状態となり、急遽火の手が迫る中比奈先生が開胸し、オペに入ります。

 

血をサラサラになる薬ワーファリンを飲んでいるため出血が止まらない患者を前に火は迫っており、消防隊が必死に消火しようとしますが、なかなか変わりません。

 

そんな中、一人地上で対応をしていた潮見先生が到着し、持ってきた薬のおかげでオペが完了します。

 

 

潮見先生の勇気が一人の患者を救いました。

 

 

高輪先生のピンチ!死者はゼロなるか!?

 

妊娠中にもかかわらず、医師として救助活動を続ける高輪先生はビルの中に未だに取り残されてしまいます。

 

応援を呼ぶもそれを妨害する両国大臣のせいで、指揮を執っている音羽も応援の指示ができないでいました。

 

YOKOHAMA MERのメンバーが向かおうとするも、最上部から降りてきた人たちの救助が必要となります。

 

しかし、そこで現れたのは埼玉や千葉などの近隣県から到着したD-MATなどの医療チームでした。

 

赤塚都知事の呼びかけにより、近くの医療部隊が集結したのです。

 

 

そのおかげでYOKOHAMA MERのメンバーが喜多見が抱えていた患者を引き取り、喜多見は高輪先生のもとに向かいました。

 

爆発が起こり、気を失っていた高輪先生は「ここで帝王切開をして赤ちゃんを救って!!」と喜多見に迫りますが、喜多見はそれを受け入れません。

 

しかし、なすすべなく、2人で倒れてしまった時、音羽先生が現れ、TOKYO MERのメンバーも駆けつけます。

 

何とか救助された高輪先生はYOKOHAMA MERの車の中で帝王切開と措置を行いますが、心肺停止状態となります。

 

必死の心臓マッサージをしている中、以前事故に巻き込まれて亡くなった妹の涼香のことを思い出してしまう喜多見チーフ。

 

心拍がなんとか再開し、高輪先生も赤ちゃんも無事に助かることができました。

 

死者は…ゼロです!

 

を達成することができたのでした。

 

 

劇場版TOKYO MERは面白い?実際に見た私のよかった感想3つ

 

劇場版TOKYO MERは人気ドラマの劇場版ということで興行成績も好調で、高く評価された作品です。

 

私も実際に見てみた感想をレビューします。

 

 

①とにかくハラハラする展開に手に汗握る!

 

ドラマ版と同じく、災害の中で必死に命を救おうとする喜多見チーフ、そしてMERのメンバーの姿に心を揺さぶられました。

 

非常時に「医師の喜多見ですー!」と声をかけてもらえる安心感が半端なかったです!

 

 

今回は映画ということで事件の規模も大きく、火の手もすぐそばに来てしまう、という中で処置をしないといけない展開にハラハラしました。

 

 

また、自分も妊婦でつらい立場なのに、患者のケアをする高輪先生の意志としてのプライドもカッコいいなと思いました。

 

②メンバーが力を合わせて人が助かるシーンにはグッとくる

 

TOKYO MERのメンバーは目の前で苦しんでいる人たちを助けるために身の危険も顧みず行動します。

 

 

それについては賛否はありつつも、命のために果敢に立ち向かう姿はドラマと同じく感動します。

 

また、消防隊がMERメンバーのオペを無事に完了できるように火の手を必死に押さえる様子も一体感を感じて素敵だと思いました。

 

 

ドラマ版を見ていなくても映画からでももちろん楽しめる内容になっていますが、ドラマから培ってきたつながりがこうして生きているんだというのも実感できるのもよかったです。

 

私はドラマ版で喜多見チーフの妹の涼香さんを事故で死亡させたという脚本がどうしても許せず、映画版も劇場で見に行くモチベーションにならなかったのですが、

 

 

喜多見チーフが妹の死のトラウマを再度乗り越えて妻の高輪先生を命を懸けて救おうとするシーンは思わず涙が出てしまいました。

 

今回は死者がゼロの結末となり、本当によかったです。

 

 

③パニックになった時の人たちの行動に考えさせられる

 

 

上層階で救助を待っていた人たちですが、火災が起こっていることを知り、パニックに陥ります。

 

すぐに逃げなければ!と思った人たちは我先にと非常階段に向かおうとして、将棋倒しとなり、けが人も発生してしまいます。

 

「動ける方は手を貸してください。」と言っても無視するような有様で、非常時にはやはりわが身可愛さの本音が出てしまうものだと思いました。

 

映画の中では学生たちが「僕たち何かお手伝いをしたいです」と言ってけが人の方の運搬などを手伝いはじめ、

 

 

それが他の人たちにも伝播していき、みんなで助け合って非常階段から避難していく…という過程が描かれました。

 

 

しかし、果たして現実的に「自分がこのまま死ぬかもしれない」という非常事態で周りを助けられる余裕を持てるのか、振り返ってしまいました。

 

 

できればMERの皆さんのようにみんなで助け合って命を救い合えるような人間でありたいなと思いました。

 

 

劇場版TOKYO MERの主なツッコミどころ3つ!こんなことありえない?

 

感動的なシーンがたくさんある中でこれってどうなの?というところもたくさんありました。

 

主に私が感じたツッコミどころ3つをご紹介します。

 

①YOKOHAMA MERの方が到着遅いのおかしくない?

 

映画では新しく登場したYOKOHAMA MERとの対立が見どころのひとつです。

 

今回のビルの爆発事件は横浜のタワービルとなっていますが、YOKYO MERの方が先に到着し、

 

YOKOHAMA MERがお待たせしました的な感じで後から登場するのがどうしても解せませんでした。

 

YOKOHAMA MERの優秀さをインパクトを強くするための演出だと思いますが、早くこれなきゃYOKOHAMAに置く意味ないじゃん!と思ってしまいました。

 

 

②人の生死がかかっているのに東京と横浜の争いや政治の争いをするな!

 

 

ドラマ版から思っていましたが、MERの活動に政治的な争いが入り込んでおり、非常にノイズになっています。

 

人の生死が関わっている時に「このままMERが失敗すれば統括している赤塚都知事の落ち度になって失脚するへへへっ」みたいなことを考えている政治家がいて腹が立って仕方ありませんでした。

 

今回は現場を医系技官の音羽さんが指揮統括を行っていましたが、東京都知事のメンツをつぶしたい厚労省の両国大臣はそれを邪魔する様子が描かれました。

 

 

重大事件とはいえ厚労大臣がそもそも現場に必要?と思いますし、人の命がかかっている時に政治家としての自分の地位を優先するところがおかしいです。

 

 

日曜劇場らしいといえばその通りなのですが、命がかかっている時のやり取りとしてはどうかと思います。

 

 

③指揮を執っていた音羽先生が現場に行ったら現場は混乱しないの?

 

 

TOKYO MERの元メンバーで今は厚労省の医系技官として出世している音羽先生は今回は事件の取りまとめを行う立場でした。

 

 

音羽先生のMERの医師としての活躍はドラマ版でも十分描かれ、彼が迅速に人の命を救う姿は見どころのひとつだと思っており、映画でも期待していました。

 

そして予想通り、音羽先生は両国大臣の言葉を無視して喜多見チーフを助けに向かいます。

 

もう限界…という時に喜多見チーフのところに現れた音羽先生の姿にめちゃくちゃ興奮したものの、指揮官がいなくなって本部は大丈夫なの~~!!とちょっと心配になりました。

 

 

緊急事態で自分もドクターとして仕事をするつもりであれば、せめて指揮官としての後任を引き継いでから行ってほしかったです。

 

 

 

まとめ:劇場版TOKYO MERはドラマ版と同じく救命救急のシーンに感動!ツッコミどころもあるが、フィクションとしては楽しめる作品

 

 

劇場版TOKYO MER 走る救急救命室はTBS日曜劇場で放送されていた救急医療を描いたドラマの映画版です。

 

横浜のビルの爆発事件を舞台に繰り広げられるTOKYO MERとYOKOHAMA MERのメンバーたちが力を合わせて人々を救っていく姿は思わず感動してしまいます。

 

感動作を目指すあまり、「これってどうなの?」と思うようなありえないツッコミどころはありますが、全体としては人の命の大切さを感じられる良い映画です。

 

興味がある方はぜひチェックしてみてください!

 

 

 

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