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ドラマ「掟上今日子の備忘録」6話あらすじ 女子中学生の自殺の真相

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新垣結衣さん主演の日テレで放送されていたドラマ「掟上今日子の備忘録」がついにHuluなどで配信がスタートしました!

 

 

現在なんとTverで期間限定無料視聴も可能です!(2024年9月現在)

 

 

私も放送された2015年当時のリアタイぶりに楽しんでいますが、改めて名作ドラマだなと感じます。

 

 

今回はドラマ「掟上今日子の備忘録」の6話のあらすじと感想をまとめます!

 



 

 

 

ドラマ「掟上今日子の備忘録」とは?全体のあらすじ

 

 

2015年に日テレの土曜ドラマと放送されていた掟上今日子の備忘録」は推理作家西尾維新さんのミステリー小説を原作にしていた作品です。

 

 

 

★原作小説はこちら!

 

 

 

 

 

1日しか記憶が持たない探偵掟上今日子はいろんな難事件にぶちあたるも、1日で解決してしまう凄腕の探偵です。

 

 

そんな彼女に恋をしてしまったのが、今までさまざまな不運にあってきた隠館厄介。

 

 

アパルトマン兼探偵斡旋所「サンドグラス」の所長絆井法郎、敏腕助手として掟上を助ける塗くん、武術も得意なまくるちゃんも掟上今日子の探偵業務と恋仲もサポートしています。

 

 

 

 

 

ドラマ「掟上今日子の備忘録」の主なキャストは?

 

 

掟上今日子新垣結衣さん

隠館厄介:岡田将生さん

絆井法郎:及川光博さん

也川塗:有岡大貴さん

幕間まくる:内田理央さん

 

 

白髪が特徴の探偵の今日子を新垣さんがキュートかつてきぱきと、そしてずっと不運続きの厄介くんを岡田将生さんがチャーミングに演じていました。

 

 

 

ドラマ「掟上今日子の備忘録」6話 ネタバレありのあらすじ

 

 

6話のネタバレありのあらすじですのでご注意ください!

 

 

他の回についてはこちら!

ドラマ「掟上今日子の備忘録」1話あらすじ 今日子と厄介の出会いの事件

ドラマ「掟上今日子の備忘録」2話あらすじ 今日子が事件のアリバイに利用される?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」3話あらすじ 絵の価値が下がったのはなせ?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」4話あらすじ 選ばれなかった画家は誰?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」5話あらすじ 須永フェスタの謎が解けるか?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」6話あらすじ 女子中学生の自殺の真相

ドラマ「掟上今日子の備忘録」7話あらすじ   須永先生の死の真相 

ドラマ「掟上今日子の備忘録」8話あらすじ 試着室の密室殺人事件

 

 

 

厄介くんの新しい職場女子校でまたしても事件が!

 

 

先日古本屋さんのアルバイトを辞めることになってしまった厄介くんは

 

私立の中等部(女子校)で管理作業員の正規職員として採用されます。

 

 

掃除などなんでもこなす仕事ですが、トラブルに巻き込まれないようなるべく女子生徒とは目を合わせないように過ごしています。

 

 

ある日、水がこぼれている廊下を掃除していると、用具室からガスが漏れる音がします。

 

その中には女子生徒が倒れていました。

 

 

CO2のガスが充満していた空間は窓の鍵が閉められており、ドアノブも外されて外に出られない状態でした。

 

厄介はロープを日光越しに燃やし、火災報知器を鳴らした後、意識を失って倒れてしまいます。

 

2人とも何とか一命をとりとめましたが、厄介は例によって疑われてしまいさらに週刊誌にも無理心中を行った犯人として書かれてしまいました。

 

そこで厄介は今日子に調査を依頼することとなります。

 

 

倒れていた少女のもとには遺書があり、自殺未遂だと考えられていました。

 

 

筆跡は彼女の物で一致したものの、若者に人気のバンドELIZA HEADの「世界の涯て」という歌詞を引用したものでしたが、彼女の自宅にはバンドのファンであることを示すものはありませんでした。

 

倒れた女子中学生逆瀬坂雅歌さんが目覚めて証言してくれるのが厄介くんの無実を晴らすのが一番であるものの、彼女は目覚めることはありませんでした。

 

 

倒れていた少女の胸の内とは…

 

 

今日子は早速厄介とともに学校に調査に行き、人気雑誌のモデルと自分の身分を学生たちに紹介し、逆瀬坂さんがどんな少女だったかを聞いてきます。

 

逆瀬坂さんは一人でいることが多い、自分のことは話したがらない、空気みたいな存在だったそうです。

 

同時に厄介が図書館の秘書の方に少女のことを聞くと変な組み合わせで本を借りていた、という証言も得られました。

 

 

今日子は逆瀬坂さんが図書館で本の好みも含めて自分の胸の内を誰にも知られたくないという気持ちを抱えていたと推測します。

 

 

そんな彼女が自殺する場所に誰かに見つかりやすい学校の用具室を選ぶことが不可解に感じていました。

 

 

生徒たちにセーラー服に着替えさせられてしまった今日子さんは厄介君に服を買ってきてもらうように依頼します。

 

 

その後、ずっと2人の話を聞いていたと思われる少女に今日子は声をかけるのでした。

 

 

塗君に逆瀬坂さんの自宅を調べてもらった今日子さんは独り暮らしだったという彼女の家に潜入し、古本屋で買ったと思われる書籍を見つけます。

 

 

訪れた古本屋で逆瀬坂さんのことを聞くと、常連であったことがわかり、さらにその古本屋は厄介くんの働いていたお店だったのです。

 

 

婦人警官に絡まれていたところを塗君に助けられた厄介はサンドグラスに戻ります。

 

 

そこには刑事が来ており、厄介君の容疑が晴れたことを伝えます。

 

 

逆瀬坂さんは実は目覚めていたのですが、自ら点滴の管を抜いて目覚めることを拒否、彼女には自殺願望があると判断したことから警察は自殺で捜査を終了とします。

 

 

自殺の動機ははっきりとは不明なものの、学校も両親もこれ以上騒ぎを大きくしたくないと言っていることからこれ以上踏み込まないことにしたのです。

 

 

厄介は今日子にその旨を電話で伝えます。

 

 

今日子は逆瀬坂さんの自殺の真相を解いていたものの、どう対応したらよいのか悩んでいたのでした。

 

 

女子中学生が自殺を計った真相とは?

 

 

購入した服を手に厄介が病院に向かい、今日子は着替えながらたどり着いた真相について語ります。

 

遺書の内容も彼女が自分の真意を探られないようにしたフェイクでした。

 

遺書を残さなければ家族に見捨てられたから、友達がいなかったから、と勝手な理由を推測されてしまうのはださい。

 

 

だから人気バンドに影響されたと交錯したと推測します。

 

 

さらに今日子が声をかけた第二の少女からも証言を得ました。

 

彼女は誰にも見られたくないものを逆瀬坂さんに偶然見られてしまい、誰かにばらされてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしていました。

 

ある日、逆瀬坂さんが廊下に水を撒くという不可解な行動をしており、そこで掃除をしていた厄介に見つかりそうになり、逃げたのでした。

 

厄介が事件当日に用具室に入る前に見かけたのは第二の少女でした。

 

 

逆瀬坂さんが廊下に水を撒いていたという謎の行動が何を意味していたのか…

 

 

彼女は厄介君を殺そうとしていたのです。

 

 

実は彼女は以前厄介くんが働いていた古本屋の常連で、ある日レジで「こういう本好きなんだよね」と声を掛けましたが、逆瀬坂さんからしたら隠しておきたかった心の内を暴かれたような気持ちになったのでしょう。

 

しかも、厄介は学校に管理作業員として自分の目の前に現れた。

 

 

誰かに自分の好みをばらされてしまうかもしれない、と焦り誰にも言えず孤独の中で殺意だけが育っていってしまったのです。

 

 

そしてついにあの日掃除をさせようと廊下に水を撒いて厄介君を誘い、一緒に死のうとした行動に出たのです。

 

 

恥ずかしさを抱えてもう生きていけないと死のうとした彼女に対し、「1日で何もかも忘れてしまう私が何が言えるのでしょうか…。」と今日子は悩んでいたのでした。

 

 

厄介は逆瀬坂さんの病室に入り、「はじめまして、僕はここの入院患者でなんで入院したのかも覚えていなんだけど、勝手に話すね」と言いながら自分の恥ずかしい過去を語り尽くしていったのです。

 

 

 

 

ドラマ「掟上今日子の備忘録」6話のゲストは?

 

 

今回自殺未遂を計った逆瀬坂雅歌を演じたのは浅見姫香さんでした。

 

 

切れ長の鋭い目がクールなビジュアルが印象的で、ほとんど自分のことを明かさずセリフもほとんどないミステリアスな逆瀬坂さんにピッタリでした。

 

浅見さんは現在も俳優として活躍されています。

 

 

 

 

また、6話では厄介くんに職務質問をする婦人警官役に金メダリストの吉田沙保里さんも出演されていました!

 

 

 

ドラマ「掟上今日子の備忘録」6話を見ての私の感想!

 

 

掟上今日子のエピソードの中で最も印象深い回がこの自殺未遂の少女の謎を追う回でした。

 

セーラー服姿のガッキーがまじかわいくてぱねえ!という貴重回でもあるのですが、自殺しようとした少女の気持ちに寄り添おうとする今日子さん、そして話しかける厄介くんが素敵すぎます。

 

 

今日子はクラスの生徒から「死にたくなる気持ちもわかる」という希死念慮を持ち合わせていることも引き出しました。

 

 

「人間には本来生存欲がある。何かのタガが外れない限り自殺には至らない。しかし少女の場合、タガが外れてしまった。」という今日子の言葉が印象に残りました。

 

 

私自身、小中学生の思春期あたりはいろいろ悩むことがあり、「早く死にたい」と毎日思っていたことを思い出してしまいました。

 

 

それでも今も生きてこられたのは死への恐怖や家族の存在、生きる希望となった趣味があったからだと思います。

 

 

まだ中学生と若いのに、タカが外れてしまい、大掛かりな自殺および自分の恥ずかしい部分を見られてしまった厄介くんを巻き込もうと考えてしまった逆瀬坂さんの絶望感は計り知れないと思います。

 

 

彼女に寄り添ってくれる友達や家族がいたら…少しでもわかっていてくれる人がいたら、こんな決断はしなかったのではないか‥‥という思いで、自分の恥だらけの人生を語り尽くす厄介さんは本当にかっこいいなと思いました。

 

 

今作の脚本は今では名脚本家として知られている野木亜紀子さんですが、この回をみて、彼女のオリジナルのヒット作「アンナチュラル」の殺人遊戯を思い出しました。

 

 

(時系列的には2015年の掟上今日子の備忘録執筆後、2018年にアンナチュラルを執筆。)

 

 

この作品も高校生の自殺という悲しいテーマを扱っており、友人が亡くなり絶望している白井君に対して生きるわずかな希望を法医学者のミコトたちが与えています。

 

 

今の世の中に絶望を感じてしまう人たちの気持ちにも寄り添いつつ、少しでも近くにいる人が希望をつなげていけたら…という野木さんの優しいメッセージが感じられました。

 

 

 

掟上今日子の備忘録のあらすじ】他の回についてはこちら!

 

他の回についてはこちら!

ドラマ「掟上今日子の備忘録」1話あらすじ 今日子と厄介の出会いの事件

ドラマ「掟上今日子の備忘録」2話あらすじ 今日子が事件のアリバイに利用される?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」3話あらすじ 絵の価値が下がったのはなせ?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」4話あらすじ 選ばれなかった画家は誰?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」5話あらすじ 須永フェスタの謎が解けるか?

ドラマ「掟上今日子の備忘録」6話あらすじ 女子中学生の自殺の真相

ドラマ「掟上今日子の備忘録」7話あらすじ   須永先生の死の真相 

ドラマ「掟上今日子の備忘録」8話あらすじ 試着室の密室殺人事件

 

 

 

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